バレンタインデーも明日となりました。本命チョコ、義理チョコ、友チョコなどチョコレートを介して日頃の思いを伝える日です。
今回はバレンタインデーを皮切りに「新宿タカシマヤ」が取り組んでいる、SMART TABLE(スマートテーブル):テーブル型サイネージとSMART CLIP(スマートクリップ):スマホアプリを活用したO2Oの施策を見ていきます。
現在、新宿タカシマヤの2Fウェルカムゾーンに期間限定でスマートテーブルが置かれたブースが設けら、地下1階の洋菓子売場、11階特設会場のリアルショップで実際の商品も販売されています。
2台の台座に各4面設置
1.はじめに、スマートクリップ(SMART CLIP)アプリをダウンロードします。
2.次にアプリケーションを立ちあげて、スマートテーブルに表示されるQRコードを読み込み、スマホのイラストが
書いてある箇所にスマホを置くとスマートテーブルとスマートクリップが接続されます。
3.テーブルに表示されている商品の中から、好みの商品や気になる商品を選び、スマホに向けてドロップします。
スワイプするといろいろな商品やイメージが表示される。
目的の商品をスマホに向けてドロップ
4.するとアプリケーションの中に選んだ商品がとりこまれます。
5.商品の画像をタップすれば詳細な情報が表示される
クーポンやネットショップ(EC)、店内のリアルショップの位置も確認できます。
利用方法としては、店内のショップで実際の商品を下見をしてから、このブースで商品の情報を入手しても良し、このブースで予め品定めをしてから実際の商品を見に行く。O2Oの施策として新たな展開が期待できます。
また、贈り物をしたい時、売り場が混んでいてもネットショップで購入、決済、配送手配すれば並ぶ必要も無くその時間を他の買い物に費やせるので便利です。
タカシマヤでは以前、年配の方等に対してメルマガ入手の際に手間のかかる登録手続きを補助して、会員数を伸ばしました。今回もスタッフの方がアプリを入手する際の手順から商品の選択まで丁寧に教えてくれます。
クーポンもネットクーポンもありますが紙でも頂き、年配の方にもやさしい対応をされています。O2Oに必要なことはITのみに頼るのでは無く、ヒトとしておもてなしをすることも大切な要素です。
紙でも頂いた「ショコラチケット」
配信:O2O・オムニチャンネルコンサルティング フィルゲート 菊原政信